「安心安全なドッグフードの選び方 」本の中身全公開!週刊誌で話題になった危険な原材料って?ドッグヘルスアドバイザー解説

安心安全なドッグフードの選び方 だいず著こんにちは。ドッグヘルスアドバイザーのだいずです。

この度ドッグフードに関する本を出版しました。

タイトルは「安心安全なドッグフードの選び方」で、内容は
・週刊誌でも話題になった危険なドッグフードの原材料について
・安心安全なドッグフードの選び方
についてまとめました。

なぜ本を出版したのか?

私は3年近くドッグフード関連のwebサイトを運営しております。
ナチュラルドッグフードのひろば

このサイトから「危険なドッグフードの情報」や、「安心安全なフードの選び方」の情報を発信して来ましたが、普段インターネットを見ない飼い主さんには中々情報が届けられませんでした。

そこでより多くの飼い主さんに発信したいという思いで紙の本を出版しました。

今回はこのサイトでも特別に本の内容をすべて無料で公開したいと思います。

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「安心安全なドッグフードの選び方 」

はじめに

ドッグヘルスアドバイザー だいず
こんにちは。ドッグヘルスアドバイザーのだいず(認定番号H0533号)です。

この本に辿り着かれたということは、大切な愛犬のドッグフードについて考えておられるところだと思います。

「ドッグフードを食べてくれない」
「涙やけに困っている」
「ダイエットをさせたい」
「無添加の安全なフードを与えてあげたい」

といった悩みを持たれている飼い主さんは多いですね。

ペットショップやインターネットを見ても、「良いことばかり書いてあって良くわからない」と思われることも多いのではないでしょうか?

ですが実際は発ガン性が確認されている危険な添加物が入っていたり、安楽死させられた動物の死体が原料になっている危険なペットフードも存在するのです。

また小型犬と大型犬では体の大きさが異なるため、必要な栄養バランスも異なります。

自分の愛犬のサイズや悩みにとって最適なドッグフードを選びたいものですね。

この本を読んでいただくことで

・安全なドッグフード選びのポイントがわかる
・自分の愛犬にとって最適なドッグフード選びのポイントがわかる

といった内容で構成しました。

大切な愛犬のフード選びの参考にしていただければ幸いです。

発ガン性も!?危険なドッグフードの実態

ペットショップで売られいるドッグフードは値段もピンキリですが、その安全性もピンキリです。

2018年、某週刊誌の「食べてはいけないペットフード」特集を読まれた方もいると思います。

その記事の中でも書かれていますが、安く市販されているドッグフードの原材料は驚くほど粗悪なものです。

では具体的にどのような粗悪な原材料が入っている可能性があるのでしょうか?

粗悪な原材料の例
・発ガン性が確認されている人口添加物(人間では使用が禁止されている)
・粗悪な肉を粉にしたもの(病死した動物の死体や毛皮・骨など)
・栄養価のない小麦やとうおもろこしのカス

などなど、こんなものが大切な愛犬の体に入っていると思うとゾッとしますね。

ここ最近予防接種の普及とともに犬の平均寿命は伸びている一方で、ガンやアレルギーなど病気になるワンコの数も伸びています。

実際にBHAなどの酸化防止剤は動物実験の結果発ガン性が認められているのです。

特にドッグフードが普及する前はそこまで多くなかった肝臓ガンの発生率が異常に高くなっています。

粗悪なドッグフードの危険な添加物が、犬のガンの発生率を高めていると考えられます。

1.図解でわかるこんなドッグフードは危険

ドッグフードの原材料欄を見たことはありますか?

是非一度ドッグフード袋の裏の原材料欄を見てみてください。

ご参考までに「こんなドッグフードが危険」というものをイラストにしました。

青文字で示している原材料は特に避けたい原材料です。

(1) 小麦やとうもろこしが第一原材料のもの

安心安全なドッグフードの選び方 だいず著
ドッグフードの原材料は多い順から表記するルールになっています。
そこで小麦やとうもろこしといった原材料が一番目=一番多いものは、避けたいドッグフードです。

【穀物はアレルギーになりやすい】
トウモロコシ・小麦・大麦などの穀物は、消化器官の異常や、皮膚のトラブルや、毛並みが悪くなる、耳感染など犬のアレルギーを引き起こしやすい(アレルゲン)と考えられています。

特に小麦はグルテンの含有量が高く、最もアレルギー性が高いとされています。

だいず
近年アレルギーに悩むワンコは本当に多いのです。ドッグフードの普及に伴い、このような穀物アレルギーが増えてきています。

【穀物を犬は完全に消化できない】

肉食動物の犬にとって穀物は完全に消化できません。

それは雑食動物と比較して歯の形状の違いや消化器官が短いためです。

また犬の唾液には「アミラーゼ」と呼ばれる、
でんぷん質の炭水化物を分解する酵素が含まれません。

だいず
つまり小麦やとうもろこしといった穀物の量が多すぎると消化器官に負担がかかり、下痢や嘔吐の原因にもなります。

【良質なたんぱく質を摂取できない】
小麦やとうもころしは植物性のたんぱく質に分類されます。

いろいろなタンパク質
・動物性タンパク質:肉、魚、卵、チーズ、牛乳
・植物性タンパク質:大豆、豆腐、米、トウモロコシ、小麦

犬にとって食事からしか摂取できない必須アミノ酸は動物性たんぱく質の方がバランス良く含まれます。
また消化吸収率も動物性たんぱく質のほうが高い=しっかり栄養となるのです。

(2) 肉類やミートミール・肉粉

安心安全なドッグフードの選び方 だいず著

これはお肉かな?と思われがちですが、実態はかなり粗悪な肉のカスになります。
基本的にドッグフードは物言わぬ犬が食べるものですので、コスト削減が第一に考えられています。

【肉類って肉じゃない!?】
肉副産物や「4Dミート」と呼ばれる人間の食用としては使用禁止されている肉が含まれている可能性があります。

「類」ということは肉以外の部分も含まれている部分があるということです。これはつまり「内臓」や「毛皮」「トサカ」や「糞尿」などといった食用の肉を取り除いたあとの副産物です。

また危険な4Dミートが平気で使用されている実態も確認されています。

4Dとは
【参考】
人間の食用として使用することを禁止された肉とは(=4D)
Dead:死骸
Diseased:病気
Dying:死にかけ
Disabled:障害のある

例えば路上で死んでいた動物や安楽死させられたペットなどです。

ペットがペットを食べるとはゾッとする話ですね。

【◯◯ミールってなに?】

ビーフミール・チキンミールなど「ミール」とつく原材料には注意が必要です。

ミール=高温調理して粉状にしたものを指します。

このミールは「レンダリング」と呼ばれる、脂肪分から油を精製する過程から生まれた最後の粉(肉カス)です。
つまり粉々にして混ぜてしまえば何が入っているか分からない状態なのです。

この日本でもこのレンダリング業者(肉骨粉加工業者)に死んだ犬猫が委託されていた事が発覚しています。

徳島などの3市村が死んだ犬猫の死骸処理を肉骨粉加工業者に委託していたのです。

このような実態は氷山の一角と捉えるほうが自然かと思います。

通常、肉骨粉加工会社は飼料や肥料に加工します。
飼料=ペットフードも含まれるということです。

だいず
 肉や魚といった動物性たんぱく質は犬にとってとても大切な栄養素です。このような粗悪な肉類やミールではなく、しっかり何の肉かわかる表記のもの(チキン生肉/ラム肉/サーモンなど)を選びましょう。
 

(3) 野菜「類」など曖昧表記

上記の肉類と同様、ドッグフードにはこの「類」といった表記がとても多いです。

その時の仕入れ状況などによって変動するためこのような表記としているメーカーが多いのです。

つまり、入っている原材料が時期によっても違うということです。
ではどうやって栄養保証成分を出しているのでしょうか・・・?

この「類」を使用しているフードはそれだけ意識の低いフードという目印になります。

(4) ビートパルプ

パッケージの裏の原材料を見ると高確率で入っているこのビートパルプ。

安いフードだけでなく、いわゆるプレミアムフードにも入っています。

ビートパルプとは、サトウダイコン(甜菜)から砂糖を抽出した後に残ったカスのことです。

「よく分からない」とスルーしてませんか?

実は犬にとって長く食べ続けると危険な原材料の1つです。

これは犬のうんちを固める(=良いウンチ出ますよアピール)目的です。

【なぜビートパルプが危険なのか?】

砂糖を抽出する方法として硫酸系の薬剤が使用されており、その残留が危惧されるからです。

また本来の愛犬のウンチの調子がわかりにくくなるという問題点もあります。

(5) 塩

犬は人ほど塩分を必要としません。

人間は全身で汗をかきます。

しかし犬は全身で汗をかきません。唯一足の裏の肉球パットから汗をかく程度です。

つまり犬は人ほど汗を大量にかかないため、汗と一緒に流れてでしまう塩分が少なく、さほど多くの塩分摂取は必要としません。

もともと獲物の体液を舐める程度で十分な塩分補給をしてきた動物なのです。

原材料に含まれている塩分以外にも、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となります。

ではなぜ多くのドッグフードに塩が含まれているのか?

これは「食いつき」をよくするためです。
良質な肉を使用したフードであれば本来必要のないものです。

塩分を摂りすぎると人間同様、高血圧や心臓病のリスクが高くなりますので特に小型犬には注意が必要です。

だいず
「塩」という表記以外にも「食塩」「塩」「海塩」「自然塩」「マリンソルト」といった表記もあります。 
 

(6) 動物性油脂

この動物性油脂も一見スルーしてしまいがちですが、怪しい原材料です。

動物性油脂とは、牛肉、豚肉などの哺乳類、または家禽(鶏、鴨、アヒルなど)由来の油脂のことです。

ドッグフードの粒を触ってみてベタベタしませんか?
ドッグフードの袋の内側がベタベタしませんか?

ベタベタするようであれば粗悪なこの油脂のせいかもしれません。

怪しい理由は、動物性という曖昧な表記です。

何でも有りの可能性があるのです。動物の肉の他に糞尿や骨、またレストランの廃油などが含まれる可能性があります。

この謎の油はドッグフードの食いつきを良くするために、最後に吹きかけられています。

この謎の油が原因で皮膚がベタベタしたり、体臭に繋がる可能性もあります。

粗悪な脂分は完全に消化されず、腸に溜まることで悪玉菌が増え、血液中に「腸内腐敗由来物」ができそれらが皮膚の分泌腺から排出されるというわけです。

だいず
 ただ犬にとって脂質も大切な栄養素ですので摂取する必要はあります。曖昧な表記ではなく「サーモンオイル」「ココナッツオイル」など何の油か分かるものにしましょう。
 

(7) 大豆ミール

大豆と聞くと健康に良さそうですがドッグフードの大豆ミールはとても危険なものです。

大豆ミールとは、大豆から油脂分や有用成分を絞り取った栄養価の無い最後の残りカスです。

人間にとってヘルシーな食品として豆腐を作るための豆乳を搾り取った後は「おから」が残ります。

この「おから」ならまだ栄養素が十分に含まれていますが、

この大豆ミールは完全な搾りカスです。

実は家畜用の飼料としても使用を禁じられている原料なのです。

大豆ミールは「鼓腸症」という恐ろしい病気の原因になります。

大豆ミールを摂取することで腸内で通常の5倍以上のガスがが発生すると言われます。要はお腹にガスが溜まる病気です。

加工しやすくかさ増しのためにドッグフードにはよく入っています。

この小麦やとうもろろこし、そして大豆ミールなどを犬が苦手なものを単なる「かさ増し」として使用しているフードは利益重視のフードですので、愛犬の健康を気遣うのであれば避けてください。

(8) 危険な人工添加物


昔に比べて犬の癌やアレルギーが増え続けている要因として多くの獣医師はドッグフードに含まれる添加物との関係を認めています。

ドッグフードには人間には使用が禁止されているような危険な添加物が平気で使用されているのです。

【犬にとって危険な添加物一覧】

◆ブチルヒドロキシアニソール(BHA)※酸化防止剤

もともとガソリンの酸化防止のために合成された化学物質です。1954年には人間用の食品の酸化防止にも役立つとされてバターや魚介冷凍品や煮干しなど広く使用されました。

動物実験の結果、発ガン性・歩行障害・呼吸困難・消化器官の出血・肝臓のうっ血があることが確認されており、現在では「油脂の製造に用いるパーム原料油およびパーム核原料油」に限り使用は認められていますが、ペットフードに関してはペットフード安全法の定める一定の基準内であれば使用が認められています。

◆ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)※酸化防止剤

1940年頃から石油用の抗酸化剤として使用されるようになり、BHA同様1954年に日本でも食品添加物として使用が認められました。

しかしアメリカでの実験の結果、膀胱がんや甲状腺がんを誘発する可能性があることが判明し、現在人用では魚介冷凍品やチューイングガム、油脂、バターなど限定的に使用されています。ペットフードに関してはペットフード安全法の定める一定の基準内であれば使用が認められています。

◆エトキシキン※酸化防止剤

1953年にゴムの固定剤として開発され、除草剤や駆除剤にも使用されている非常に強い抗酸化作用をもつ物質です。

これについては人間用の添加物として使用が許可されたことはありません。農薬としても禁止されている程の十分な毒性が認められています。

動物実験の結果、腎臓・胃・膀胱・大腸にガンを形成するという報告もされています。こちらも同様にペットフードに関してはペットフード安全法の定める一定の基準内であれば使用が認められています。

だいず
 油分を含むドッグフードの酸化は勿論防ぐ必要があります。しっかり密閉をして酸化を防止すれば人間の食品で使用されているような天然由来の酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物など)でも十分に代用できています。この3つの酸化防止剤は絶対に避けましょう。
 

◆着色料

着色料も非常に危険です。特にタール系(石油が原料)は発がん性や遺伝毒性、染色体異常、アレルギーなどが認められています。

危険な着色料
赤色2、3、40、102、104、105、106号
黄色 4号、5号
青色 1号、2号
緑色 3号

◆亜硝酸ナトリウム※発色剤

人間の食品でもハムやソーセージ等でおなじみの添加物です。

お肉の鮮やかに発色させるために使われます。肉類に含まれるアミンに反応し、胃の中でニトロソアミンという発がん性物質が発生します。発がん性物質の中でも非常に危険なものです。

尚、こちらも酸化防止剤と同様にペットフード安全法の中で使用制限が定められています。

◆ソルビン酸 、ソルビン酸カリウム※保存料

発育不良・肝臓障害などが認められています。
また前述した亜硝酸ナトリウムと反応して発ガン物質エチニル酸を作るとされています。

◆◯◯フレーバーなどの着香料

フードによって書き方は様々です。◯◯フレーバーや着香料、調味料などの記載があります。犬は匂いで美味しそうかどうかを判別する部分が大きいため、このフレーバーでかなり食いつきは良くなるようです。

困ったことに、このフレーバーたっぷりのフードから、良質な無添加の自然フードに切り替えた途端「食べない!」なんてことも多いようです。

やはり今までかなり濃い味に慣れてしまっていれば、自然に近い味になった途端ソッポを向く子もいるということですね。

ですがソッポを向くのは短期間のことです。

お腹が減ってそれしか食べ物がない状況になればそのうち薄味(無添加フード)も食べるようになり段々と慣れていきます。

だいず
偏食の子にはフードを出す時間を決めて食べなければ下げる!(鬼になる)が一番効果的です。 
 

安心安全なドッグフード選びのポイント


今までの章では危険なドッグフードの実態と避けるべき原材料を述べてきました。

少々不安になるような表現をしてきましたので

「ではどのようなドッグフードを選ぶべきなの?」

と疑問に思われる飼い主様も多いかと思います。

この章からは「安心安全なドッグフードの選び方」について述べていきたいと思います。

まず共通の認識として5つのポイントにまとめました。

安心安全なドッグフードの選び方
1・良質なタンパク源が摂取できること
原材料の1番目が「肉」や「魚」で、動物性タンパク質であること。犬にとって小麦やトウモロコシなどの植物性タンパク質よりもお肉や魚の動物性タンパク質の方が吸収率が高い=しっかり体の役に立つ。

2・肉副産物不使用であること
肉粉やミールなどの粗悪なお肉ではなく○○肉と種類がはっきりわかる表記のもの。

3・小麦やとうもろこしがメインでないこと
小麦やとうもろこしといった穀物はアレルギーや消化器官に異常につながりやすい(穀物不使用のグレインフリーや小麦不使用のグルテンフリーを選ぶ)

4・人工添加物不使用 であること
危険な酸化防止剤や、着色料などの添加物は発がん性などのリスクがある

5・続けていける価格 であること
毎日与えるものですので、続けやすい価格かどうかも大切

以上が基本のポイントです。

ですが犬にはサイズ差や個体差(悩みによって違う)があります。

だいず
 次章からはサイズ別(小型犬・中型犬・大型犬)のドッグフードの選び方をまとめたいと思います。
 

サイズ別ドッグフード選びのポイント(小型犬・中型犬・大型犬別)

(1) 小型犬におすすめのドッグフード

安心安全なドッグフードの選び方 だいず著

まず小型犬におすすめしたいドッグフードです。
日本ではその可愛らしい姿から愛玩犬として圧倒的に小型犬の飼育数が多いですね。

小型犬の主な犬種としては
トイプードル/チワワ/キャバリア/シーズー/ヨークシャテリア/マルチーズ/パピヨン/ダックスフンド/ポメラニアン等

小型犬のドッグフードの選び方

・良質な動物性タンパク質たっぷりのもの
消化器官や筋肉が発達していく子犬期は特に栄養もたっぷり必要です。そのため子犬期は特に体づくりのベースとなる良質な動物性タンパク質が多めのものを摂取しましょう。もちろん成犬以降も体のベースは良質なタンパク質が最も大切です。健康維持・筋肉維持・免疫力アップのために良質な動物性タンパク質を摂取させましょう。

・食いつきが良いもの
小型犬の特に子犬期はドッグフードを食べないと低血糖になる可能性も高くなります。そのためどうしても食べないワンコには食いつきに定評があるものを選びましょう。また野菜をトッピングしやすい栄養バランスのドッグフードもおすすめです。

・安心の小粒サイズ
小型犬はお口が小さく、特に子犬期は歯の生え変わりもあるため丸呑みしても安全な小粒サイズを選んであげましょう。またシニア期も噛む力が弱くなりますので小粒サイズややわらかタイプがおすすめです。

・関節トラブル予防
今やほとんどの小型犬が関節トラブル(パテラ・膝蓋骨脱臼)を持っています。子犬頃から関節へのサポート成分(グルコサミン・コンドロイチン)配合のものを選んであげると予防にもなります。

・肥満予防
4の関節にも関連しますが、肥満は関節への負担がかかります。また特に心臓病に多い心臓病も肥満から影響します。体重管理しやすい高タンパク低カロリーのフードを選びましょう。

(2) 中型犬におすすめのドッグフード


ここからは中型犬におすすめしたいドッグフードです。

中型犬の主な犬種としては
柴犬/フレンチブルドッグ/ボーダーコリー/ミディアムプードル/エアデールテリア/アメリカンコッカースパニエル/ビーグル/ウィペット等

以前、中型犬の飼い主様から
「小型犬用や大型犬用などのドッグフードはよくあるのに中型犬って少ないんです」

とご相談を受けたことがあります。

確かにペットショップには小型犬用や大型犬用などの犬種別は多いですが、あまり中型犬用は見かけません。

中型犬は小型犬寄りの体重のワンコもいれば、大型犬寄りのワンコもいるので中々難しいですよね。

基本的に中型犬に小型犬や大型犬用のフードを与えても問題ありませんが、粒の大きさが変わってくるので愛犬との相性で決めてくださいね。
食べ応えを与えたいワンコには大粒がいいですし、お口が小さめ&シニアのワンコには小粒タイプがおすすめです。

中型犬のドッグフードの選び方

・良質な動物性タンパク質たっぷりのもの
消化器官や筋肉が発達していく子犬期は特に栄養もたっぷり必要です。そのため子犬期は特に体づくりのベースとなる良質な動物性タンパク質が多めのものを摂取しましょう。もちろん成犬以降も体のベースは良質なタンパク質が最も大切です。健康維持・筋肉維持・免疫力アップのために良質な動物性タンパク質を摂取させましょう。

・肥満予防
中型犬のワンコは肥満になりやすい体質のワンコが多いです。特にコーギーや柴犬は太りやすい傾向にあるため子犬の頃に肥満細胞を増やさないようあまりに高カロリーなものは避けましょう。成犬期以降も同様に体の肉付きを確認しながら高タンパク低カロリーなもので体重をコントロールしてあげましょう。

・認知症予防
中型犬の中でも特に柴犬は認知症の発症率が高いと言われています。魚に多く含まれる不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を積極的に摂取できるフードを選ぶことで予防になります。

(3) 大型犬におすすめのドッグフード

大型犬におすすめしたいドッグフードです。

大型犬の主な犬種としては
ラブラドールレトリバー/ゴールデンレトリバー/バーニーズマウンテンドッグ/シベリアンハスキー/ドーベルマン/ダルメシアン/フラットコーテッドレトリーバー
/ボルゾイ等

大型犬のドッグフードの選び方

・良質な動物性タンパク質たっぷりのもの
消化器官や筋肉が発達していく子犬期は特に栄養もたっぷり必要です。そのため子犬期は特に体づくりのベースとなる良質な動物性タンパク質が多めのものを摂取しましょう。もちろん成犬以降も体のベースは良質なタンパク質が最も大切です。健康維持・筋肉維持・免疫力アップのために良質な動物性タンパク質を摂取させましょう。

・股関節形成不全になりやすいため栄養の過剰摂取に気をつける
日本で繁殖している大型犬は約半数程度が股関節形成不全と言われています。特にゴールデンレトリーバーなどの発症率は高く子犬の頃に過剰な栄養摂取をさせてしまったせいで骨格の成長が追いつかず発症してしまうケースや、肥満になってしまって骨への負担が大きくなってしまうケースがあります。

栄養が大事とはいえ、あまりに高カロリーやカルシウムが多いものは避けましょう。
カルシウムが多すぎるとリンとのバランスが崩れ、骨格の重度発育障害を引き起こす場合があります。生肉を別に与えられる方もいますが、こちらもカルシウムとリンのバランスが崩れる原因です。栄養基準を満たしたドッグフードだけで十分です。

また他のドッグフード紹介サイトでよく骨の形成のためにカルシウムを多く取らせましょう!と書かれていますが全く反対です。また過度な運動も要注意です。

特に子犬期の大型犬には良質な動物性タンパク質が摂取できて、かつ栄養の過剰摂取(カロリーやカルシウム)にならないように気をつける必要があります。

・認知症予防
大型犬も認知症発症率が高く、早ければ6歳〜と発症時期が早いことがあることが特徴的です(小型犬の場合は10歳ごろ〜)。魚に多く含まれる不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を積極的に摂取できるフードを選ぶことで予防になります。

以上、サイズ別のドッグフードの選び方でした。

ただ年を重ねると特に個体差が出てきたりと愛犬特有の悩みも出てきますね。

次章からはお悩み別のドッグフードの選び方をご紹介します。

お悩み別ドッグフード選びのポイント

ここからは個体差ごとの悩み別のドッグフード選びのポイントです。

運営しているwebサイトやインスタグラムから多く寄せられるお悩みの多いものをご紹介します。

(1) 涙やけにおすすめのドッグフードって?

涙やけの原因とおすすめのドッグフード&お手入れ
私に寄せられるご相談の中で一番多いのがこの涙やけに関するお悩み相談です。

LINE@で行ったアンケート調査でも半数以上の方が涙やけに悩んでいるという結果でした。

涙やけになる原因はいろいろありますが、消化率の悪いドッグフードの影響が原因となるケースもあります。

【ドッグフードによる涙やけって?】

犬の体では消化しきれない人口添加物や粗悪な原材料が消化しきれず体内で老廃物となり、涙の通り道(鼻涙管)をふさいだり狭くしたりと悪さをします。この結果、涙が溢れ出すことが多くなり常に目の下が濡れている状態が続くと雑菌が繁殖して涙やけとなります。

つまり消化吸収率の高い、良質な原材料や無添加で作られたドッグフードであれば涙やけを改善するケースが多くあります。

涙やけには
・消化吸収率の高い良質な原材料
・人口添加物無添加

のものを選びましょう。

【ホームケアも同時にすることでより効果的】
涙やけの拭き取り方法とおすすめ化粧水
涙やけはドッグフードを切り替えるだけでなく、飼い主さんが涙を定期的に拭いてあげるなどのケアも大切です。

大事なのは「目の下が常に濡れている状態をなくすこと」です。

気づいた時に、乾いたコットンでそっと拭いてあげるだけでより効果です。

(2) アレルギー対応のおすすめドッグフードって?


犬の平均寿命は伸びている一方で、増えているのがアレルギーです。体を痒がったり湿疹ができたり・・・症状はさまざまですが原因がドッグフードにある場合が多くあります。

ただアレルゲンを特定するには検査費用が非常に高く、しかも検査結果も確実ではないためあまり利用されていません。

対処できる方法として「いろいろなドッグフードを試しながら愛犬の様子をみる」といったことです。

その際にオススメしたいのが、アレルゲンを特定しやすいシンプルな原材料でできたドッグフードです。

いろいろな原材料が含まれたドッグフードであれば、アレルゲンの特定は難しく、次に選ぶフードも選択肢が多くなります。

ですがシンプルな原材料のフードであれば、愛犬の症状をみながらアレルゲンを特定していくことは可能です。

アレルギーには
・シンプルな原材料
・特にアレルギーになりやすい小麦不使用(グルテンフリー)

を選びましょう。

(3) 関節におすすめのドッグフードって?

私の愛犬(ポメラニアン)も先天性のパテラ・膝蓋骨脱臼持ちで子犬の頃に手術しました。

膝蓋骨が小さい小型犬のほとんどはこのパテラのリスクを抱えています。
完全に膝蓋骨が外れてしまう状態であれば靭帯を損傷してしまうため手術が必要です。

ただたまに外れてしまう程度の状態で悪化を止める目的や、手術後のケアのためにドッグフードで改善させることができます。

パテラには
・良質な動物性タンパク質たっぷり(良質な筋肉をつくります)
・グルコサミン、コンドロイチン配合(軟骨を作りすべりをよくします)
を選びましょう。

(4) 腸内環境(下痢・嘔吐・臭い)におすすめのドッグフードって?


人間同様に、腸内の環境が犬の免疫を左右します。

消化の悪いドッグフードを食べる→腸内の善玉菌が減り悪玉菌が増える→血液中の腸内腐敗由来物というもの皮膚の分泌腺から出される→臭う

といったことが犬の体内で起こります。

つまり腸内環境を整えてあげるためには、まず大前提として「消化吸収率の高い良質な原材料のドッグフード」であることが重要です。

そしてサポート成分として「乳酸菌」などが配合されているドッグフードを選んであげましょう。

腸内環境を整えるには
・消化吸収率の高い良質な原材料のドッグフード
・乳酸菌などのサポート成分配合
のものを選びましょう

さいごに

涙やけの原因とおすすめのドッグフード&お手入れ

以上、安心できるドッグフードをいろいろな角度からご紹介しました。

ここ数年いろいろなペットショップを取材するにあたってこんなエピソードを聞きました。

ナチュラルフードのみを取り扱っているトリミング兼ペット用品ショップのオーナーさんのお話です。

「開業して15年。ナチュラルフードを購入してもらっているお客様のワンちゃんで大病を患ったケースはありません。1日当たり数十円プラスするだけで愛犬との幸せな時間が買えるのであれば私は絶対そうします。」

この言葉には強い説得力がありました。

だいず
いつも私たちの傍で癒しを与えてくれて、時に味方になってくれる大切な家族である愛犬の食事選びは、ダイレクトに愛犬の体に影響します。かけがえのない愛犬のために食事を見直すきっかけになれば幸いです。